エンジンオイル交換ってやる必要あるの？

今日はエンジンオイル交換の必要性についてです。

車の整備と言ったら、一番イメージしやすいのがエンジンオイル交換ではないでしょうか？車屋さんや、ガソリンスタンドへ行った際によく案内されますよね。

さて、このエンジンオイル交換。

なぜ必要なのか？

しないとどうなるのか？

って皆さんご存じですか？

エンジンオイルの役割は

・潤滑(緩衝)

・冷却

・洗浄

・防錆

・密封

この5つですが、とりあえず今回は【潤滑】に焦点を絞ってお話していきます。

車ってエンジンをかけると結構大きな音が出ますよね。エンジンの内部では金属部品が往復運動したり、回転したりで、かなり高速で動いているんです。

要はエンジンの中では金属と金属がこすれたり、当たったりしてるんですね。

フライパンの底をフォークの先で「ガリガリ」とこすり続けたらどうなるでしょう？フライパンかフォークか、どちらかがだんだん削れてきますよね。

エンジンも同じで、なにも手を打たないとだんだんエンジン内部の金属部品が削れていってしまうんです。それを防ぐためにエンジンオイルは入っているんですね。

ここで、みなさん思ったのではないでしょうか。

「エンジンオイルが大事なのはわかったけど、元々エンジンにオイルは入ってるんだし、交換の必要はなくない？」、、、と。

はい。オイル交換しなきゃいけない理由はここからです。

実はこのエンジンオイル、使っているうちにどんどん劣化していきます。

劣化する理由は、酸化や熱劣化、金属粉の混入など様々あるのですが、いずれにしても劣化したオイルの粘度は下がってしまいます。

オイルの粘度が下がってしまうと、先ほどお話しした潤滑効果や緩衝効果が落ちてきてしまい、十分にエンジンを守ることができず異音が発生したり故障したりしてしまうわけですね。

最悪、エンジンの載せ替えが作業が必要になり、中古のエンジンを載せ替えるにしても20万円とか30万円とか、お金を取られることになります、、。

会社が遠かったりとかして生活に車が絶対必要な人は、お金が有ろうが無かろうが、修理しないわけにいかないですからね、、、。

エンジンオイルの交換はこうなることを防ぐために必要な整備である。ということですね。

今はエンジンの【潤滑】に絞ってお話ししましたが、エンジンオイルの役割はこれだけではなく、あと4つもエンジンオイルには大事な役割があります。それだけ車にとって大事な整備であるため、定期的にオイル交換をして大事な車を守っていきましょう！

ちなみに車によってエンジンオイル交換が必要になるタイミングは違うのですがざっくり

半年に1回、もしくは5000㎞の走行で１回を目安に交換していただければ、車を傷めることなく乗ることができると思います。ざっくりですけどね！！

今日はエンジンオイル交換の必要性について省略してざっくり書いていきました。また機会があれば、ほかの４つの役割についても触れていこうと思いますのでまた気が向いたら見に来てください。

ご拝読ありがとうございました！