
ここのところ長い残業が続いて、ウトウトしながらパソコンに向かっています、、。
今日はブレーキオイルに関して短めにお話していこうと思います。
車に乗られている方はきっと「エンジンオイル」の交換は、したことがあるのではないでしょうか。
点検や車検の際に「エンジンオイルも交換しませんか?」とお店の方から、一緒に提案されるのではないかと思います。
では「ブレーキオイルの交換」はどうでしょう?やっていますか?
エンジンオイルの交換ほどオススメされる頻度は多くないと思いますが、車にとって「ブレーキオイル」の交換も非常に重要です。

ブレーキオイルの役割
ブレーキオイルの役割は簡単にいうと、ブレーキを動かすことです。
車内のブレーキペダルを踏むと、ブレーキオイルを通して各ブレーキに圧力が伝達されます。
つまりブレーキオイルに問題があると、各ブレーキに正しく圧力が伝達されず、ブレーキが効かない!なんてことになりかねないのです。

どうして交換が必要なのか?
次にブレーキオイルは何故交換しないといけないのかをお話していきます。
実はこのブレーキオイルは水分を吸収しやすいという特性を持っています。そして車を動かしていても、動かしていなくても、時間の経過で少しづつブレーキオイルは水分を吸収していきます。
(それ以外にもオイル劣化の原因はありますがココでは省きます。)
水分を吸収したブレーキオイルには大きく二つの問題が発生します。

一つが沸点の低下です。
水分が混ざることによって、オイルの沸点が下がってしまいます。
ブレーキオイルはブレーキ使用中に熱を持ちます。(パッドとローターの熱が伝わる)。
「この熱」が沸点が下がったブレーキオイルを高温にしたときに、中で「気泡」が発生します。
この気泡がブレーキオイルの圧力の伝達を妨げてしまい、ブレーキが効かなくなってしまうことに繋がります。

二つ目はブレーキ部品の腐食です。
水分は金属部品を腐食させる原因となります。ブレーキオイルに混じった水分が各ブレーキに運ばれて、腐食の原因になる可能性があるのです。
ブレーキ部品が腐食することも、ブレーキがうまく聞かなくなったり、逆にブレーキが正しく元の位置に戻らなかったりする原因になります。

ブレーキオイルの交換タイミング。
車両の使用状況や、各お店、メーカー毎に代わってくるとは思いますが、およそ2~3年で交換することが推奨されているようです。
なので2年に一回来る車検のタイミングなどで、ぜひ交換するようにオススメさせていただきます。
今日は短かったですが、睡魔が限界なのでここまでとさせていただきます。
ご拝読ありがとうございました、、、!

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